Joomla もまた、OSS のウェブシステムにありがちな例にもれず、機能は充分すぎるほどに豊富なのですが、野放図に拡張されてしまったために構造・用語とも分かりづらいものになっていると思われます。適宜言いかえつつメモをします。

• 「サイト」
  • 「マイプロファイル」: バックエンドログイン中のユーザごとのプロファイル。管理コンソールに入れない人はどうするんだ？ どうもまだ、細分化された権限のモデルがよく分からない
  • 「グローバル設定」
    • 「サイト」
      • 「URL リライトの使用」: “index.php” には出て欲しくないので、使用。.htaccess を有効に
• 「メニュー」: 「メニューアイテム」（コンポーネント・インスタンスの内、名前（「エイリアス」）をつけられたもの）のリスト
• 「コンポーネント」: コンポーネントもエクステンションなのだが、偉いので独立メニューを与えられている
• 「エクステンション」
  • 「モジュール管理」: ヘッダやメニュー部分（テンプレートの「プレビュー」で表示されるホルダー「モジュールポジション」）に収まる、UI を有する小パーツを提供するエクステンションが「モジュール」です。ここに並んでいるのは、モジュール・クラスではなく、モジュール・インスタンスです
  • 「テンプレート管理」
    • 「スタイル」: テンプレートをクラスとすれば、それに対する固有部分（パラメータ）を、もしくはそれを有する各インスタンスを「スタイル」と呼称するようだ。変な用語だ
      • 「スタイルの編集」
        • 「デフォルト」: ？ 言語のデフォルトが「すべて」とはどういう意味だ？
        • 「メニューの割り当て」: 「メニューアイテム」（名前つきコンポーネント・インスタンス）には、個々にスタイルを指定することが可能になる
        • 「詳細オプション」: スタイル・インスタンスのパラメータ
    • 「テンプレート」: 導入済みテンプレートの一覧
      • 「～の詳細とファイル」: テンプレートのレベルで HTML や CSS をイジるには、ここから
• 「ヘルプ」

パラメータ: 右の「詳細オプション」

とっつきづらいが、スジはよさそうだ。

Drupal - Open Source CMS | drupal.org

対応は、PostgreSQL, MySQL, SQLite。

$ mysql -u root -p -e "CREATE DATABASE drupal"

Ownership。

$ sudo ln -sf drupal-7.14 drupal
$ sudo chown -R _www:wheel drupal drupal-7.14/

http://localhost/drupal/ → http://localhost/drupal/install.php。同様、127.0.0.1 で。

おなじみ、WordPress。

WordPress | 日本語

$ mysql -u root -p -e "CREATE DATABASE wordpress"

Ownership。

$ sudo chown -R _www:wheel wordpress/

http://localhost/wordpress/

ja:dokuwiki [DokuWiki]

初回は、～/install.php へ。install.php の削除。

ユーザデータとしては、data/{pages,media} だけバックアップすれば良いか？ おこのみで、設定やユーザも残したければ conf を、更新履歴ならば data/{meta,media_meta,attic,media_attic} も。

for i in ~/priv/dokuwiki/data/*
do
  ln -sfT $i $(basename $i)
done

共有は、ユーザデータだけでいいか。CSS 等を更新したら、調整してから都度 sync すれば良い。

rsync -avzr $document_root/lib/ ～:/var/www/lib

index はバックアップしたくないのだが、re-index は可能？ 可能、以下のように。もっとも、再表示すれば “external edit” 扱いで、そのページについては index される。

cli [DokuWiki]

$ sudo bin/indexer.php -c
$ sudo chown -R _www:wheel data/index

…違うような気もするが、通ずるような気もするので、メモについては、ここに書く。